委託同人の現状とか

委託の現状というか、委託と即売会のすみわけというか。
年末に某人と話したときに、書店委託のせいでコミケでの売り上げが落ちたサークルがあるとかなんとか聞いた。


まぁ、あとで買える、とか考えるととりあえず、プライオリティが落ちるのは確かなのですが、それで来場者数が減ったかと言うとそうでもない。
少なくともここ数年は横ばいのはずなわけで。
ただ、書店委託したせいで明らかに売り上げが落ちたとこも見た感じあるのは否めない。


で、どうも最近は委託はする、けど会場でしか配らないものもつくる、的な流れが主流になりつつある気がしてなりません。
あるいは、書店委託やめてたり。


需要のある人にいきわたるように書店委託をする、という名目で大手サークルなんかもどんどん委託するようになって、確かに、転売行為というか価格高騰がいくらか抑えられるようになりましたが、ここにきて委託は中堅が名を売る、あるいは万を超える部数出す超大手が儲ける場でしかなくなってきている気がします。
ここでいう儲かる超大手で分かりやすい例は、「ひぐらし」のとこね。
会場で捌ききれない分を委託という名目で捌いている、と。


書店委託のあり方は、以前から賛否慮論ありますが、自分は昔から、書店委託は「サークルぐるみの大規模転売」という偏った見方をしてるので、否定派です。


それでも、黎明期は、各社の値段のつけ方とかリサーチが甘くて、虎で買って、Kやだらけに持っていくと、数百円儲かったりしてました。
世に言うダメ錬金術よりも更にダメな秋葉原錬金術ですね。
ひどいものになると、Kの新館で買った新刊をそのままKの中古買取に持って行くと、売値より高く買い取ってくれたりと、もうなんでもありでした。


まぁ、今でも実は同じようなことがあって、秋葉某所で6300円で買ったものが池袋某所で6000円+αで売れたりして、この業界は巡り巡って5年前に戻っているという錯覚を感じますが。
あと、実はオークションで買って店に持って行くと儲かるという逆転現象まで発生している気がします。
こういうところを追求しだすと、個人的に止まりませんw


まぁ、委託関連に関しては、勝ち組負け組みがはっきりしてて、虎、メロン、かなり差があってメッセ、だらけくらいしか今はないような。
ダウンロード販売とかが色々あるようですが、いまいち流行っているのかどうか分かりませんね。そもそも、所有することそのものに意義があるものを電子データだけもらってもね…、というのが感想。


うーん、つづく。


以下、別件。

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そういえば、某友人からもらった同人誌をやっと処分はじめました。
何回かだして買い手つかなかったんだけど、コミケ前後は検索する人の絶対量が多いのか、やっと少しはけてきました。
とりあえず、金額やらをメモっておこうかと。

某薄荷屋34冊→3400円
出品回数:2,3回、手数料5%
粗利?:3000円
総計:3000円