最近のコミケ転売事情に関して思うところ

一時期に比べ、書店委託の影響で転売もうまみがないと思い込んでいましたが、どうもそうでもない感じを少し受けています。

たとえば
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r32321145
とか。
Charmなんて、数年前に一回旬が過ぎたとばかり思っていたら、10k近くまで上がるっていったい…。

他にも、Leafの企業物が軒並み高い。
これが、オクだけでなく店でもなんですよねぇ。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f49786622
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n46192869


サークルでいうと、某猫屋敷や某ハースニールなんかもそこそこ高値ついたり、極めつけはファウンテンズスクエア。
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h47612897


書店委託により、供給があまりにも上回りすぎたところが、転売価値がなくなり、転売目的の人が減り、需要が少なくなったように見え、供給が少なくなったことで、また供給が足りない状況がおきているのではないかなー、と。
こういった情報もきちんと整理して、転売目的の人が少なくて、供給が減ったところを狙い撃ちすれば…、とか考えると、なんか状況は一周して元に戻りつつあるのかなー、と考えてしまいます。


正直、今でも大行列のできる転売屋御用達の超大手に1,2時間並ぶより、全然お買い得(転売視点)。
まぁ、欲しくないのに買う分にはリスクが伴うだけなので、まったくオススメはしませんけど。
ただ、少なくとも今回の結果だけ見ると、転売目的なら、あきらかにタイプムーン並ぶよりLeaf並んだほうが儲かったという結果になります。
ついでにいうと、Cut a Dashに並ぶより、Charming Softwareにふらっと寄ったほうが儲かった、と。
世の転売目的の方は、情報収集というか、トレンドを見る目を今一度考え直すか、足を洗ったほうがいいのではないかと。
転売目的の人が多ければ多いほど、旨みはないという気がしますよ。


と、いうよりも、転売目的の人が買うのは、需要ではないということを認識した上で需要と供給のバランスを考えるなんて、サークルの努力じゃどうしようもないし、買うほうもわかるもんじゃない、と。
経済って難しいですね(←違う)


正直、今の超大手さんの本は絶対供給過多。
書店のかわりに、転売目的の人が中間マージンとってるのと大して変わらない。
まぁ、個人的には、書店に中間マージン取られるよりは、よっぽどいいと思いますが。
自分は、同人の書店委託否定派なので。いろんな意味で。
かといって、そういうサークルさんが時々供給不足な売り方したりしてもどうかとも思いますが。


というよりも、流行すぎているところは、某PS3とかWiiとかと同じで、転売目的の人が大半なので、結局中古ショップやオクに大量に流れるだけで、買い手も売り手もあまり得してないような気がしてなりません。



なんとなく長くなったのでここまで。
明日は、書店委託とコミケ限定の状況に関して続きを書くつもりです。